すぽーつ
競技では、つまらない。
強者が固定されてしまう。
スポーツは競技とは違う。沢山の要素を入れ、面白くしたモノ。
ただ走るだけ。ただ跳ぶだけ。ただ泳ぐだけの競技では、強者が固定されてしまう。
強者が固定されると、途端につまらなくなる。
マンネリ化して、飽きてしまう。
そこで色んな要素を加えて、スポーツのカタチにする。
色んな要素を加えるほどに、不確定要素は増していく。
一つのチカラだけでは、通用しなくなっていく。そこには工夫や、戦略といった要素が入りやすくもなる。
それでスポーツは面白味を増す。
競技と比べものにならないくらい、面白くなる。
ただ、人気スポーツになる程に、強者は固定されていく。
お金を持つチームが、チカラのある選手を集め、強者になっていく。
せっかくの不確定要素も、踏みにじられるように、マンネリ化していく。
そこにあった工夫や戦略も、踏みにじられていく。
すべてにおいて、成功した者をかき集めて、チームを作ってしまう。
それはスポーツだろうか。
何か釈然としない。とてもつまらない。
せっかく面白味をつけて、成立させたスポーツを、つまらなくさせている。
スタートラインが違う100M走のような、インチキにしか思えない。
客が入らなくても、オーナー企業が負担すれば、成立してしまうプロスポーツ。
でも、オーナーが離れた途端、ヒドイ結末になる。
結局オーナーありきのスポーツは、それを失った途端、成り立たなくなる。
というよりも、オーナーに頼っている段階で、成立していない。
オーナーがいなくなっても成立するプロスポーツが、どれだけあるだろうか。
プロの選手というのであれば、オーナーが居なくても成り立つチームを、作りあげるべき。
プロの敵は、相手のチームではなく、オーナーに頼るコトだと思う。
スポーツは、面白味。お客さんを熱狂させ、そこから利益を出す。オーナーに頼った段階で、プロではない。