かくり
相変わらず、やっている。
領土問題で、もめている。
重要な経済やヒトの交流に影響しないように、領土問題だけ隔離する。
それはちっぽけ。
ちっぽけな領土問題の為に、大切な交流や、経済活動が阻害されてはモッタイナイ。
隔離して、徹底的にやる。でも、それをやるのはあくまで文民。
自衛隊も、海上保安庁も排除する。さらには外務省からも外し、独立した専門のチームとする。
徹底的にはするが、外交や武力の対立にはさせない。武力や暴力は全て放棄する。
武力や暴力での解決は、遺恨を残し本当の解決ではない。
本当の解決を求めないとイケない。あくまで交渉で。そしてそれは隔離され、経済や交流に影響を与えない所で。
では、実際にどうなるか。考えてみたい。
領土問題は、双方が感情的に自分のモノだと主張する。
自国の領土だと主張して、感情的な行動をとるが、その先には何もない。
話し合いをしても平行線だし、武力行使などしようものなら、尊い命や環境が、失われる。
算数や数学では、両辺に同じモノがある場合は、取り除いてしまって良いという、手法がある。
コレを使う。
領土問題では、双方が自分のモノだと感情的に主張する。
どちらの国も、自分のモノだと主張する。そこは共通する部分なので、打ち消して良い。
両辺に、自分のモノだと共通する部分があるので、それは消して残ったモノで考える。
感情的な部分も共通して、なんの役にも立たないので、打ち消して構わない。
残ったモノで考える。さて何が残るのか?余計なモノが取り除かれたので、かなりスッキリする。
領土問題と言っても、国際法が言われ始めてから出てきたモノ。
とすれば、国際法が言われて以降の行動は、根拠にはならない。無効とする。
国際法が言われる以前のモノが、根拠となる。
コレでさらにスッキリする。というより、この段階でほとんど何も残らない。
なぜなら、領土問題になる場所は、ほとんどが僻地。利用価値の乏しい、人が住むにはふさわしくない。
その場所自体に利用価値は無いが、オマケがおいしい。
付属してくる、排他的経済水域がおいしすぎる。漁業権や地下資源、この付属するオマケが目当て。
ならば、正直にそのオマケが欲しいと言えばいい。結局打算的な問題。
余計なモノを取り除くほどに、領土問題というのは、打算が生み出しているのがわかる。
最初からそれなので、打算の問題と置き換えるべき。
打算の問題と置けば、あとはどうするか考えやすい。おそらく損得がでないように、割り切れるカタチ。
割り切れるカタチであれば、打算の問題の解となる。
それでも残るのは、最初に打ち消した自分のモノだという感情論。
コレは道理ではない。ずるさと言える。ヒトはずるい。そして生まれた国に縛られ、生まれた国が一番重要になる。
どこで生まれたかと言うだけの話。相手の国で生まれれば、その国のモノだと主張しているハズ。
結局エゴイズム。ただ、後ろ盾となる根拠は取り除いている。
打算の問題の解決をはかれば、あとはもう感情論でしかない。
感情論だけになれば、時間が解決する。代が替わるゴトに、薄らいでいく。
領土問題は、ほとんどがちっぽけなモノ。その為に大切な、経済や交流が妨げられるべきではない。
隔離は、避難。余計なモノを打ち消し、純粋にすれば、領土問題は打算であるコトが分かる。同じ主張なら、それを打ち消してから。