ふうひょう
安全なのか。
それとも危ないのか。
放射能汚染による、風評被害。安全なのか。危険なのか。
同じ量の汚染食品を摂取しても、ガンになる場合とならない場合がある。
結局、なるか、ならないかは運。ただ、摂取の量が増えるほど、リスクは増す。
リスクがあるモノに対しては、極力摂取しないのが得策。
問題は、リスクがないモノまで、摂取を手控えるコト。それが風評被害。
リスクがあるのか、それともリスクがないのか。それは全てを検査するしかない。
検査して、リスクがないと言える。検査したモノだけが、リスクがないと断言出来る。
全てを検査するには、人員も機材も足りない。現実的に不可能。
だとしてもやらなくてはイケないコト。やらない場合は、リスクがあるモノが出回るだけ。
もしくは、リスクがないモノまで、買われなくなるだけ。
やるべきコトをしていないが為に起こるのが、風評被害。いや、風評被害とも言い切れない、当然の消費行動。
お金や人員がないという、言いワケを許すべきではない。
第一の責任者の東電、第二の責任者の政府が、人員やお金を出してでも、やるべきコトを進めないといけない。
そして何よりも、生産者は悪くはなく、悪いのは全て自分達だと、表明するべき。
汚染は、とんでもなく広範囲に、広がってしまった。
どこからその汚染が、新たに出てくるか分からない。ただその全ては、東電の責任。政府の責任。
逃げてはイケない。
その無責任な体質は、二次被害。
一次の放射能汚染に続き、立ち上がろうとするヒト達に浴びせかけられる、二次の生産者責任。
悪くない人間を悪者にしてしまう、無責任な者の大罪。そしてそれに翻弄される、消費者。
風評ではない。実際にリスクがある。無責任な者達が、拍車をかけている現状。無責任が実状以上に、事態を悪化させている。