そうりのしゅるい
どのタイプを選ぼう。
本当に求められるのは、どのタイプだろう。
縛られたシステムの中で、総理の種類はそれほど出てこない。
菅総理の発言を並べてみる。さほど、破綻はしていない。
それなりに一貫している。
菅さんが出来ていないのは、政府内での同意、根回し。つまりは”コンセンサス”。
自分の考えをと主張するが為に、党内での調整がとれていない。政府内での調整が、とれていないとなる。
政府や党内の根回しや同意をとれる総理は、あっちゃの意見、こっちゃの考えを取り入れる為に、考えはブレる。
考えがブレる総理というのは、いろんなヒトの意見を聞いて、調整する為。
ブレる総理というのは、かなりの数がいたので、記憶も鮮明だと思う。総理の一つの種類。
菅さんのように、自分の考えを主張する総理が、もう一人だけいた。
その総理は菅さんと違う所がある。この考えに反対するモノは、抵抗勢力だ。この党をぶっ壊す。
つまり、総理の座に固執するコトなく、そのシステムを通す為に、あらゆるリスクを背負ったのだ。
これをやられると、党内の人間も困る。途端に、打算を始める。
選挙になった時、当選するかどうか。どちらについていった方がイイか。
結局、国会議員のほとんどは、その立場にしがみつきたい。打算と保身で動いてしまう。
この立場が奪われるとなった時、政策はそっちのけで、自分の身を守る計算を始めてしまう。
マヌケな国会議員達の姿が、浮き彫りになる。
こんな国会議員達の中では、総理の種類はそれほど出てこない。あとは、国民がどんなタイプを求めるか。
自分の考えを主張する総理か、調整の為にブレる総理か。
菅さんの場合、自爆をしてでもという脅しが足りない。
その脅しがないので、打算と保身のマヌケな国会議員達が、好き勝手を言い出す。
解散総選挙をだせば、打算の結果、菅さんについてくる議員も出てくる。ついてこなければ、はね除ければいい。
大体政策を含まない、総理降ろしが多すぎる。政策が含まれないのは、自分たちの立場しか考えていない、政治家活動。
国民のコトを考えるならば、政策を含む、政治活動になる。政治家活動が多すぎる。
自分たちのコトだけ考えて、国会議員が動くコトを許しすぎている。
総理を変えて、本当に今以上に良くなるのだろうか。
大した政策もださないで、本当に良くなるのだろうか。
何か雰囲気での批判が、多いように思う。中身のないギャンブル的な期待が、多いように思う。
政権が変わるコトに焦がれても良いが、次が良い政権になるという、要素が見あたらない。
政党によっては、東電批判は一切していない。さらに官僚と連携を取るべきだと主張もする。
こんな政党に任せてイイのだろうか。
中身が欲しい。中身が欲しい。中身が欲しい。
菅さんが良いとは言わない。でも、中身のない批判をする人間に、任せて良いとも思えない。
総理の種類は、少ない。保身と打算のマヌケな国会議員が、そうさせる。中身のない、マヌケな期待はやめて欲しい。