たねあかし
なぜわかる。
それは、わかるやり方をしているから。
タネあかしをしたい。このブログで書いたコトが、その通りになっている理由を。
東電の注水で、二転三転すると書いた。その週にその通りに二転三転した。それはどうしてか。
ヒトは進む。その時その時で、行動する。
それは好き勝手なようで、並べて連続させると、一定の方向に進んでいる。
そのヒトがどこから来て、どこに向かっているのか。大体の方向性は現れる。
そこから多少外れるコトはあっても、全く違う方向には動かない。
みんな政府や東電の発表を信じているコトに、驚いた。でもそれが普通なのだと思う。
なので、今回タネあかしというタイトルで、やり方の説明をするコトに決めた。
東電の経営陣の方向は、保身。それに伴って、原発も維持したいという方向に進んでいた。
出来るだけ責任が降りかからないように、現状維持。つまり何も変わらないコトを望んでいた。
そういう行動をとっている。並べて連続させれば、それはあきらか。
その東電経営陣が、3月12日に海水を注入させるだろうか。
震災後何週間も、廃炉にするコトを、渋っていた東電経営陣。それは記憶にあると思う。
廃炉にするコトを渋っていた東電経営陣が、海水注入を許すだろうか。
コレは明らかに方向性が、違いすぎる。そこまで方向性が違うのは、何かあると考えた方が良い。
なぜ菅総理の命令で、注水を中断したと言ったのか。そこにヒントが隠されている。
注水を中断するとどうなるのか。注水を継続させるとどうなるのか。
するべき注水を中断したのだから、良くないコトが起こるというのは想像出来る。
さて、その良くないコトとは何だろう。
コレは注水をした理由を考えれば、簡単なコト。答えはメルトダウン。
現実として炉心溶融、メルトダウンが起こってしまった。コレは事実。これだけは事実。
それを、菅さんの責任にしようとした。なぜなら、適切に海水を注入したのに、メルトダウンが起こる訳がないから。
結局、廃炉にしたくない東電経営陣が、現場の海水注入の考えに待ったをかけ、メルトダウンを起こしたというのが真実だと思う。
行動を並べて、連続させれば、そのシナリオがシックリいく。
炉心溶融に対しての大きな批判と、IAEAが視察するという状態で、この注入という脚本が出来上がったのだと思う。
もしも、本当に海水が注入されていたのなら、メルトダウンを起こした理由が見あたらない。
さらには廃炉にするコトを、あれほど渋った理由も分からない。
進んでいる方向が、グチャグチャになる。
ヒトはそんなにグチャグチャな方向には進まない。ウソがあると考えるのが自然。
東電に限らず、ヒトの方向性は、まるで別の所に飛ぶコトはない。
もしも飛ぶコトがあれば、そこには何らかのインチキが含まれている。
それは念入りにそのヒトのしてきたコト、それを並べて連続させることにより、浮き彫りになってくる。
どちらから来て、どちらに行くのか。それぞれのヒトの行動は、そのやり方で把握したい。
そうすれば、次にどういう行動を起こすかも、予想がつく。そして、完璧でないにしろ、その通りに動いていく。
タネあかしは、やり方。ヒトの行動を並べる。同じ方向に進んでいるコトが分かる。あとは、おかしい所の理由を、考えるだけ。