えがお
人に見せる表現。
慣れないせいか、恥ずかしくも思える。
笑顔を見せるコトが、かなり苦手。
笑顔になるのは、安っぽくうわついて、軽過ぎると思っていた。
深刻な顔の方が、深く真面目と思い込んでいた。
敬遠していた笑顔を、見直したい。
ヒトは、必ずヒトに迷惑をかける。
それは経済としても、不可欠な要素。迷惑をかけるコトを、お金を介するコトで、経済として成立させている。
経済の基本は、他のヒトに迷惑をかけているコト。ご厄介になっているコト。
でも経済ばかりではない。お金を介さなくても、笑顔やありがとうで支払うコトもある。
笑顔や感謝というのは、迷惑かけたヒトの苦労を、歓びに変えてくれる。
お金も大切だが、それが無くても成立する。
本当の意味で、ヒトが欲しいのは感謝のありがとうや、笑顔。
自分がそこに居て、役に立てたコトを、強く証明してくれる。
笑顔は、楽しさや嬉しさのの表情。そして寛容、許容のあらわれ。
それは他人に対しても、自分に対しても効果が現れる。
社会の中で、自分も他人も排除しない。それが考えのおおもと。
つまり、頭数の中に、必ず自分も入れる。自分も他人も頭数に入れて、始めて社会。
だれも、取りこぼしてはいけない。
その取りこぼさないメッセージが、笑顔には含まれる。
笑顔は、とても暖かく優しいビーム。大笑いとは違う、許容の表情。
あらゆるモノを笑顔で受け止め、笑顔で暖めていく。
ヒトを暖める笑顔を、かなりの期間、おろそかにしていた。
まだ不慣れなので、笑顔はやはり恥ずかしい。でも、許容出来るように、日々努力していく。
それは自分の為にもなる。自分もそれで許され、認められていく。
ヒトも自分も、追い込まなくていい。
何も楽しいコトが無くても、出来るのが許容の笑顔。暖める笑顔。
笑顔は、あたたかい。沢山のコトを、無条件に許してくれる。他人も、そして自分自身も。