つじつま
何を、取り繕うとしているのか。
海水を注入すると言うコトは、廃炉を意味する。
事実を歪めて、つじつまを合わせようとしているように思う。
何をそこまでしているのだろう。
メルトダウン発表後の反応で、浮き足立っているように思う。
4月12日なら分かるが、3月12日というのが、腑に落ちない。
東電が、そんなに早く決断したとは思えない。
海水を注入するコトは、廃炉がほぼ決まる。上層部がそんな決断を、その時点で出来るワケがない。
その決断が出来たならば、もっと違う結果になっている。
絶対にウソだとは言い切れないモノの、ほぼウソだと言って良い。
つまり最近作られたシナリオ。作り物。
おそらく炉心溶融発表後の批判のすさまじさに、浮き足だったのだと思う。
もともとがウソなので、また2転3転するかもしれない。
ウソとはそういう性質のモノ。作り物なのでいくらでも変えられる。
そこに真実はなく、あるのは何かを取り繕うという、ごまかしの気持ちだけ。
もともと東電の上層部は、自分本意過ぎる。優先順位を間違えている。
東電の上層部は、自分たちの優先順位が高すぎる。
決算の発表で、逃げ切れないと分かって、多少覚悟は決めた。
にしても、まだしがみついている。社長や副社長は辞任したが、顧問というポジションにしがみついた。
本来は汚染されたコトによる被害者の、優先順位が高くなるはずだが、まだ自分のコトを考えている。
ウソの調整はこれからも続くのだろうか。東電上層部は、まだ現実が分かっていない。
事実を歪め続け、乗り切るつもりだろうか。
分からないようにしているつもりでも、透けて見えている。逃げても、逃げ切れはしない。
現に、徐々に立場が悪くなっている。やらなくてはイケないコトは、逃げてもいずれやらなくてはイケない。
メルトダウンも同じ。事実を歪めても、いずれ明らかにされると思う。
福島第一原発の現場は、まとも。上層部と内々で相当やりあっているように思う。
さらにはアメリカやフランスも、今の状況にかなり影響しているコトは間違いない。
それぞれがそれぞれの立場で、それぞれの思惑で動いた結果が、3月12日の海水注入というウソ。
この意味不明な、帳尻合わせ。
つじつまは、作り物。ウソは、降りかかる責任から逃れる手段。何かの不備を、隠そうとしている。