びょうきもーど
感じる世界が、まるで違う。
昨日はおそらく、熱があった。
今日はかなり良くなって、半分だけ病気モード。
昨日は酷かった。普段なら苦でないコトが苦になる。
世の中で普通に生活しているヒトが、孫悟空のように自由に飛び回っているように思える。
自分は少しの距離を歩くだけでも辛い。
ご飯を食べることさえ、ひとくち一口、口に運んで呑み込むのが厳しいほど。
完全な病気モード。
見えてくる世界は、まるで違う。健康時の世界とはガラリと変わる。
この病気モードは、例えるなら100メートル走をした直後のような状態。
激しい運動の直後、動けなくなるような状態に似ている。過度の運動。
ご飯においても、過食の状態に近い。眼なども、眼精疲労に近く、すぐにとても疲れる。
頭も過度に使った状態のように、まるで働かず、すぐに疲れてしまう。
それが病気モード。
病気モードは、何もしていなくても、あらゆる器官を過度に使った状態になってしまう。
何もしていなくても過度の疲れがあるので、何も出来なくなってしまう。
逆にその病気モードになるコトで、気づかなかった感覚を味わうコトが出来る。
自在に動けている普段が、どれだけ凄いコトか、思い知らされる。
カラダの状態で、見えてくる世界が変わってくるというコトは、ヒトによって世界は違うのかもしれない。
どのように世界をとらえるかは、カラダによってまるで変わるのではないかと思う。
子供の時と、大人では見え方は当然違う。これは、時間や環境が変わるので、当然かもしれない。
でも、大きな乗り物に乗った時も、世界の見え方は変わってしまう。
そのヒトそのヒトの身長や体調で、世界というモノはまるで別物に変わるのかもしれない。
世界はひとつひとつ違って、自分の見ている世界の基準は、自分だけなのかもしれない。
今日は、半分病気モード。昨日はあれだけ辛かったのに、もう忘れかけている。
その感覚は失われつつある。記憶も失われつつある。全快してしまえば、すっかり忘れてしまうかもしれない。
いつまでも、病気の状態を引きずっていても、良いコトはない。それで忘れてしまうのかもしれない。
こんなブログを書けるのも、半分病気モードの今日だけかもしれない。
今日は普段の生活は出来るが、非常に疲れやすい。過度ではないが、半分使ったくらいの状態。
病気モードは、過度状態。すぐオーバーヒートし、少しも動けなくなる。この世界を自在に動けるのは、ありがたい。