みえる
共有するしかない。
混乱は共有していないから。
地図を作り、皆で共有する。何が必要かが見えるコトで、どう動くべきかも分かるようになる。
被災地は広範囲にわたっている。あまりにも広いその中で、無計画に動いても、混乱する。
広範囲ならばこそ、見えるようにするしかない。地図を作り、まず避難所の場所を記す。
それにより、そこまでの経路と距離が掴める。
そのあとに、基準を作る。何日分の備蓄があるかの基準。
基準に満たない所に、優先的にその品目を送っていく。
災害が起きたばかりでは、備蓄など出来ない。ただ1週間ほど経てば、3日分の備蓄が全ての避難所で、出来るようになっていて欲しい。
その為には、地図を作り皆で共有し、的確に届くシステムを構築したい。
全体像が把握出来るというのも、安心材料になる。枠が出来るのならば、その中だけの作業で済む。
ヒトは、やるべきコトが見えないと、動けない。見えてはじめて動けるようになる。
場当たり的では、不安や混乱が増えるだけ。必ず見えていないとイケない。全体像を、見えるようにしたい。
見えるならば的確。さらに共有をして、みんなが無駄のない行動を。このままであるなら、時間ばかり掛かる。