じんいんぶそく
どうも下請けにさせている。
危ないコトは全て、下請けがやっている。
被爆者が出てしまって、おそらくヤル人が居なくなってしまったのだろう。
危険なコトをするハズの協力会社のニンゲンがいなくては、何も出来ない。
東電の社員が、危険なコトをするコトになる。そんなコトを社員はしない。
なぜなら、危険だと知っているから。危険だと知っているニンゲンは、やりたがりはしない。
それで協力会社という、下請けに丸投げする。
責任もかぶせて、自分たちは知らんフリをする。それだから連絡の不備も起きる。
いや、危険だと連絡したら、やるニンゲンがいなくなる。知っていながら、やらせた可能性も高い。
東海村で起きた、臨界事故。これもJCOが素人にやらせていた可能性が高い。
正規マニュアルとは別の裏マニュアルを作り、ずさんな方法で、臨界まで起こしてしまった。
結局知っているニンゲンは、やりたがらない。
事故後、仕方がないのでJCOの社員が被爆しながら収拾させたが、率先ではなく強制的にやらされている。
社員は、その危険性を知っているので、当然拒んでいる。
原子力に関係しているモノは、どうも危険な所を、下請けにやらせる。
とすれば、やはり東電も危険なので、下請けにやらせているように思えてならない。
自分たちは、安全基準の中でしか作業をしない。危険性を知っているので、当然の判断。
ただ、それを知っていて、他のニンゲンにやらせるとなると、人をヒトとも思っていない行為になる。
その体質は、非常にモンダイがある。
この計画停電という、切り捨てのやり方も、福島などの田舎に原発を作るのも、どうもその体質から生まれるように思えてならない。
自分たちは常に安全な場所にいて、弱い立場のニンゲンを犠牲にさせていく。
ただ弱い立場でも、そこまでバカではない。もう、そんな危険な所で作業するニンゲンは、探しても居ないハズ。
東電の出方を見たい。危険なコトをする人員はいない。その意味で、人員不足。
これからも、原発はまだ相当マズイ状況になっていく。そこで、社員がリスクを冒すのか。
それともまたどこからか、下請けを雇って、そのニンゲンにやらせるのか。
もしも協力会社という名の、下請けのニンゲンにやらせるなら、東電は現場も腐っている。
人員不足は、捨て駒切れ。原子力関係者は、人をヒトとも思っていない。モルモット、下請けも国民も。