ごくらく
全ての苦しみを喰う。
あらゆる苦しみを乗り越える。
その方法論を知り、極楽に出来る。
状況というのは、この世も、天国も、地獄も同じ。
違うのは捉え方。捉え方により、同じモノが天国にも地獄にもなりえる。
苦しみから逃げずに、乗り越えていく。そのやり方は、蓄積される。
逃げて誰かになすりつければ、楽にはなるが、ふりだしに戻ってしまう。
苦しみは味わいながら、探っていくモノ。その乗り越え方。そして、その苦しみの喰らい方を、突き止めていく。
あらゆる苦しみを喰らえるようになれば、もう苦しみで戸惑うコトはない。
どんな苦しみが来ても、良い方向に導いていける。
その状態こそ極楽。
どんな状態になっても、極楽と感じる。
極楽は場所ではなく、感じ方。行く所ではなく、自分で極楽にするモノ。
あるのではなく、極楽に出来るモノ。
極楽への道は、苦しみの道。それに耐え、乗り越えるやり方を見つけ出した者だけが、感じられるモノ。
極楽は、感じ方。用意されてはいない。自らで、そうなるように仕組んでいく技術。