しゅくふく
最初の一歩が、一番重い。
その一歩が出ても、結果が出ないコトもある。
はじめの一歩に対して、祝福したい。
いろんな不安が先に立ち、その一歩を戸惑わせてしまう。
現状から別のコトをする時は、どう達振る舞ったらいいモノか、まるでわからない。
さらには、まわりが温かく迎えてくれる保障もない。拒絶や否定されてしまう可能性もある。
その時に祝福したい。その一歩を踏み出したコトを、祝福してほしい。
祝福というのは場合によって、応援や励まし、褒める、味方になるというカタチに変化する。
それによって、分かってくれている人が居るという、安堵感を得られる。
安堵感があれば、また次の一歩も踏み出せる。
決して、結果に対しての祝福ではない。
結果がうまくいかなくても、その一歩に対しての祝福。
どうしても、追い詰められて余裕が無くなると、結果だけを見てしまう。結果がうまくいかない時、責めてしまう。
責められると、自分で自分を責めるようにもなり、不安も増す。より、一歩を踏み出せなくなる。
とくに一歩目の祝福は重要。なぜなら、そこに迷いや、恐れは集中する。
一歩目を乗り越えれば、結果がうまくいかなかったとしても、慣れてくる。
次から2度目の一歩になるので、恐れや不安はおのずと少なくなっている。
勇気ある一歩に、祝福が欲しい。祝福はまわりの者の、姿勢。それはやさしい追い風となって、そのヒトを支える。
逆にその時に否定すると、鋭利なヤリとして突き刺さり、叩きのめして立ち上がれなくなる。
良くない結果が出た時、それは本人が、一番身に染みている。追い打ちをかける必要はない。
足りないのは祝福。応援、励まし、褒める、味方になる、それが欲しい。
祝福は、姿勢。一番不安を感じる時、支えるだけのチカラを持つ。こんな時にも、いつであっても、欲しいモノ。