そのまま
かたくなに、変えるコトをしない。
変わるコトを恐怖していると、疑ってもいいかもしれない。
引き継いだそのままをやろうとするヒトは、それ以外の世界を知らない可能性が高い。
もしも一つの世界だけしか知らないのなら、選ぶというコトが出来ない。
用意されたそのモノだけを、その世界の全てだと思い、そのまま引き継いでいく。
広く、沢山の世界を知るほどに、選択肢は増え、選ぶコトが出来るようになる。
さらに、原点からそのカタチになるまでの道筋を知れば、自分で新たなモノを作れるようにもなる。
比べるというコトで、どれが良くてどれが好ましくないかも、判断出来るようになっていく。
それぞれのモノで、対応ややり方は変わる。それはコツや工夫と言い換えるコトが出来て、より的確なやり方と言える。
モノにはそれぞれに特徴や特性があり、それを見極めて、的確で現実的なやり方を見つけていく。
見つけていかなければいけないハズが、そのままではナニも向上していない。
さらには変えようとするヒトの、邪魔すらしてしまう。
変わるコトは罪悪ではなく、変わらないコトが罪悪。変わらずそのままというのは、ひとつも向上していない。
さらには、向上を妨げる行為も当然、罪と言える。
そのままを望むようになった段階で、意識をした方がイイ。自分が、向上を妨げる側になってしまうかもしれない現実を。
安住の中に向上はない。安住を感じたならば、向上の邪魔をしないように、気をつけていく。
そのままは、罪悪。楽な選択は、妨げにもなっている。向上は、変化の中にだけ存在する。