おかわり
一度期には、限界がある。
覚えるコトの出来る、限界量は決まっている。
お代わりをしたくなるのは、モノ足りない時。
もしも、お代わりしたくなる状態に持って行けたならば、連鎖になる。
次から次に欲しくさせれば、覚えるのも容易になるかもしれない。
人が、一度期に覚えられる限界量は、決まっている。
それを越えたならば、疲労して嫌になる。おそらく心が折れ、気持ちは続かない。
お代わりさせるには、量はモノ足りない程度で区切りたい。
区切るだけでは、もちろんうまくいかない。より、欲しくさせる仕掛けが要る。
人が欲しくなる時は、悦びが得られる時。悦びを仕掛ける必要がある。
悦びは、少しの無理を強いられ、それを乗り越えた時強く感じる。
その無理にさらに不確定要素が加われば、なおヤミツキにさせる。
無理を達成させる為に、もう少し小さい無理と不確定要素も、用意する。
そしてさらに、また小さい無理と不確定要素。何重にも仕掛けておく。
無理というのは、越えるべきハードルの設定になる。
低い方が良いように思うが、中毒性に欠けてしまう。少し無理気味の方が、前のめり度は強まる。
不確定要素というのは、サイコロなどを使えばいい。
それによって、覚えたか確認する場所が不確定になる。
簡単なモノになるかもしれないし、難しいモノになるかもしれない。それは運次第。
どちらかでも、それをクリアすれば同じ。それは乗り越えられたコトになる。
と同時に、次が欲しくもなる。お代わりをしたくなる。
量は少なく区切り、少し無理に設定して、不確定要素を入れる。お代わりをしたくなるカラクリ。
どんなものにでも、使える方法。続かないモノでも、続くように出来る仕掛け。
お代わりは、溢れる気持ち。限界量を見極め、無理や不確定を仕掛ける。強い達成感プラス、次を欲しがらせるカラクリ。