えすかれーしょん

はなしあい

はなしあい

つい、してしまうのが否定。

それは殺し。

話し合いでついしてしまうのが、相手の考えを殺してしまう行為。

話し合いの中では、それぞれに考えを持ち合うコトになる。

その場に考えを、持って来ていないヒトも居る。そのヒトは黙っているコトになる。

また考えを持ってきていても、遠慮したり、気圧されたりすれば、黙り続けるコトになる。

持ってきた考え同士が、対立してしまうコトもある。この場合、どうなるだろう。

どちらかが引けば、強く通そうとするヒトの考えが、その場の答えとなる。

とても穏やかとは言える。でも、本当にその答えで良かったかは疑問。

対立した双方が引かなかった場合、話し合い事態が不調に終わるコトもある。

それが話し合いなのかどうかも、疑問が残る終わり方。ケンカしただけになる。

どうしてもパワーゲームで、強い方の考えが制するカタチで終わる。他の考えを皆殺しにしてしまう。

殺し合いで、良い考えに辿り着けるだろうか。ほぼ全ての話し合いは、殺し合いといってイイ。

様々な考えがあるままでは、終わるコトは出来ない。とすると、やはり考えを絞る必要がある。

それはどの段階か。話し合いのその場で、絞るのが的確なのだろうか。

話し合いの段階では、自分以外のヒトの考えを生かそうとしてみる。生かし合いをしてみる。

考えを持ってきていないヒトも、途中で考えを変える人も、生かし合いの中で、考えを出してもらう。

出てきたモノは、まるで未熟であるかもしれない。方向違いでもあるかもしれない。

それでもその考えを生かしてみる。未熟なモノは補完し、精度を高めていく。

方向違いは、間違った方向にさらに進んで、本人でも気づく所まで持っていってあげる。

考えが違っても、それぞれに生かして育てていく。

生かしきったあと、最終的にどの考えに絞るか、決めればいい。

多数決でもイイし、権限のあるヒトの責任で決めてもイイ。決め方は、その話し合いのルールで構わない。

生かし合いならば、持ってきた考えプラスその場のヒトの反射、プラスそれに対しての更なる乱反射で、深まる。

話し合いは、考えの共有とその深まりを、求めるモノのような気がする。

話し合いは、更なる展開。現状は、殺し合い。深める為には生かし合いの方に、進めたい。

-えすかれーしょん