えすかれーしょん

わける

わける

福祉は、見え辛い。

どうあるべきかは、簡単ではない。

福祉というモノを考えれば、分けてしまうべき。何もかもゴッチャにして、見えなくなっている。

福祉というのは、負担が大きく、誰も考えたくはない。

誰かに押しつけてしまいたくなるモノ。

その結果、現在のような崩壊寸前にまで、来てしまっている。

これを正すには、しっかりと分けて整理するしかない。

まずは、最低限を定めるコト。最低保障を定めて、無条件に受けられるようにする。

生きていく為に必要な、衣食住。これの最低保障を定める。

衣食住の最低保障は、刑務所以上。誰しも、無条件で刑務所以上の、衣食住は保障される。

こうすれば、衣食住欲しさの犯罪は、起こらない。

そして、医療。この最低限は、正直まだ分からない。まだ、無いと言ってもイイかもしれない。

作る必要がある。医療の最低限。

それが出来たならば、医療はやはり保険によって、それぞれに用立てすべき。

医療というのは、差があり過ぎて、最低限を作るコトは不可能。

衣食住と、医療をおさえれば、福祉のほとんどをカバーできる。

あとは、それぞれのヒトの状態に合わせて、カタチを変える配慮は必要。

分けて考えれば福祉も、負担が大きすぎて手が出せない、というモノではない。

とすると、年金とはどうだろう。年金は何をサポートしているのだろう。

定年退職後の収入源というコトだろうが、それで本当にイイのだろうか。

そのシステムを守っているかぎり、高齢化になるほど、年寄りをお荷物にするだけだと思う。

最低限は保障するが、状況に合わせて、収入源が確保できるような斡旋もする。

それが本当の福祉であると、思う。

年金というシステムを、それほど大事に守るべきなのか、とても疑問。誰も幸せにしない。

最低限の保障を定め、無条件に差し上げる。ただ、その状態が続かないよう、収入源を得る為サポートもする。

それが福祉のような気がする。現在の福祉は破綻する。延命しても、良い方向には決して向かわない。

分けるのは、生きるを知る為。福祉の、居心地は良くなくてイイ。最低限だけ。それ以上求めるなら、あとはご自分で。

-えすかれーしょん