えすかれーしょん

あけわたす

あけわたす

中国が2位になった。

日本を抜いたのは、国内総生産。

日本は世界2位の座を明け渡した。そんなコトはどうでもいい。

1位とか、2位とか、3位とか、どうでもいいぼやけた情報。

おそらく、経済を奪い合いだけで捉えている。

ならば、順位を落とすのは深刻。取り合いでは、敗北を意味する。

どうも、見ている場所が違う。重要なポイントを抑えていない気がする。

中国に限らず、どこの国が豊かになるコトは、お客が増えるコト。

重要なのは、自国と相手の国双方に、利益。利益は客を増やす。

さらに重要なのは、自国は何を担い、相手国には何を任すか。

日本が技術立国というなら、それを担う。技術は渡してはいけない。

技術を渡して、日本は何をしようというのか。まるで現在の企業のしているコトの意味は、分からない。

担う事が無くなれば、失業者が増える。失業者イコールお客が減るコト。

自国で担うコトの意識も薄い上に、相手の任せるという意識も薄い。

おそらく浅い考えの上に、企業のトップは座っている。

相手国の利益を作るには、任せるコト。そして自国の利益を守るには、担うコトになる。

双方に利益は出さないといけない。奪い合いは、お客を減らすだけ。

他の国で失業者が増えても、お客は減る。地球規模で経済は動いている。

担うべきモノを渡し、任すべきコトは考えもしない。完全にズレている。

明け渡すは無意味。担うと任すを、意識すべき。

-えすかれーしょん