もと
どちらも正しい。
途中では、どちらも正しいとなる。
元をたどってみる。そこに真実は隠されている。
コトが進んでしまうと、どちらの主張も、正しくなってしまう。
やり合いが続くと、双方が加害者であり、被害者にもなる。
その段階に至っては、どちらも間違いであり、どちらも正しいとなってしまう。
被害が大きい方が、被害者。もしくは、より力を持つモノが、正しいというルールになっている。
まったく、ワケのわからない。まるでダメな、解決法。
それが現代の、やり方。
なぜ被害が大きい方が、被害者になってしまうのか。
確かに、治療費などの負担額は、大きくなる。ただ、それと罪とは別物。
より強い者が正しくなるのも、ひとつも筋が通っていない。それでは、のさばっているだけ。
元をたどる。原因者を突き止め、原因となる行為を、場に並べる。
あとあとまで引きずってしまうコトは、元の段階で間違えている。
その行為が、次々と問題を生み、より多くの被害者を出してしまう。
解決は、源流にしかない。こんがらがってしまった問題ほど、源流をたどりたい。
源流から広がってしまった段階では、場当たり的な対処に終わるだけで、本当の解決は出来ない。
そして元まで辿り着いて、わかる。原因は心の中。全ての問題は、心によってもたらされる。
心があって、行動になる。問題の原因となる行為は、全てヒトの心が生み出す。
そこをシッカリと押さえれば、やり合いは地球上から消える。元は、全て心。
元を確かめる。どちらも正しいから、解決の方向に転換できる。解決は、欲しがり、ふんぞり返る心の認識から。