きょうあくはんざい
善人。
悪人は居ない。
善人が起こす、凶悪犯罪がある。
飲酒運転は、善人が起こす凶悪犯罪。
決して悪いヒトは居ない。というよりも、みんなとても人当たりが良いと言える。
問題はルーズであるというコト。
それだけで凶悪犯罪者になる。
なぜなら、クルマという化け物をルーズに扱うのは、正気ではないから。
クルマ自体が化け物であり、それを酒に酔った状態で、運転するなどあり得ない。
事故があり、死者も出る。遺族は極刑を望む。
飲酒運転をするヒトは、自分が極刑を望まれるなど、考えもしない。
そこまでの凶悪犯罪者に、自分がなるとは、ほんの僅かも思わない。
事故を起こすかもしれないと思うヒトは、事故を起こさない。自分は大丈夫と言うヒトが、事故を引き起こす。
普段はとても人当たり良く、ダレが見ても善人。それは間違いない。
ただ、クルマという化け物にのるモノとしての、心構えが水準に満たない。
覚悟も、危機感も、まるで足りない。
そこに飲酒運転が生まれ、悲惨な事故は運ばれる。
善人が、起こす凶悪犯罪が、飲酒運転。極刑に値する行為は、軽い気持ちで日常に居る。