すぴーどいはん
自分を越える。
いつでも、ウソをつく。
ヒトが出来る限界を、越えている。いつでもスピード違反を犯している。
無理はいつでもして、その上でさらに装って、ウソをつきながら生きている。
そうでなければ、暮らしてはいけない。
服だけではなく、いろんなモノを着ている。文明、肩書き、歳相応、家柄、着させられているという表現が、適当かもしれない。
動物なら、そんなモノを着る必要はない。服も着ないし、服以外のモノも着ない。
そのまま、その個体でしかない。生きる残るというテーマだけが、そこにある。
命の危険には晒されているが、堅苦しさはない。
人はいろんなモノを着させられている分、堅苦しく、自分のスピードを遙かに超えて進んでいる。
裸ならばどうだろう。いや、服は着るとして、服以外のモノを全て脱ぎ捨てるとすると、どうだろう。
そんなコトをすれば、成り立たない。その通り。成り立たせる必要など無い。そんな世の中なら、成り立たせなくてもいい。
成り立たなくて、そうして新たに世の中を、創っていく。スピード違反をしなくて済むように。それでいい。
そこまで求めなくても、イイ。
ヒトも動物。動物に戻る。いつでも原点の動物に戻り、求めすぎない。しょせん動物。
求めすぎて、スピード違反。動物に戻れば、そこまででなくても。