ゆくみち
褒める方に。
そして叱る方とは逆に。
褒められる側に向き、叱られる方からは逃げる。それが一本になり、ゆく道となる。
褒められなければ、ゆくべき道を閉ざす。
叱られなければ、そこに居座り、歩こうとしない。居心地がよすぎて、成長できない。
全否定は、進むべき道を閉ざす。どこかひとつでも、褒めて道を確保したい。
全肯定も、居心地が良すぎる。的確に叱り、一歩を踏み出させるパワーを与えたい。
褒める方に誘われ、叱られるからは逃げる。ヒトはそう出来ている。
誘われ逃げる、一本の道。
いや、褒める方はいくつあってもイイ。お好きな方に。
どんな悪人だろうと、全否定をしちゃいけない。しちゃいたくなるので、その考えは切り捨てる。
悪人は良い方に導かなくては、悪人のまんま。
良い方向に進む道を潰して、どんな得があるだろう。
全てのヒトは、良い方向に進むべき。
沢山間違うが、最終的には、良い方向に進む。そうでなければ、生きている意味は皆無。
ゆく道は、まわりがつくる。そしてそのまわりが、ゆく道を潰しもする。ゆく道は、そのヒトの未来。