ぷれっしゃー
入り込んでくる。
そして、包み込む。
プレッシャーは、アタマとカラダを包み込んで、いつもの自分で居られなくする。
そのプレッシャーは、外からやってくる。
まわりからもたらされたその一滴が、自分の芯に落ちて、ざわめきだす。
そのざわめきが、全身を揺すぶり続け、不安定にさせる。
それはカラダにも、アタマにも影響し、無重力の闇に迷い込ませる。
上も下も分からない。
真っ暗な闇と、真っ白な無が、くり返されていく。
他人にそそのかされて、自分でない自分を望んで、行動する。
それは自分への裏切りで、自分の否定。
自分を脱いでも、自分でしかない。自分を越えようとしても、背伸び程度にしか伸びない。
外に向かって探しても、力を失うだけ。自分のチカラを否定した段階で、こんにゃく程度にしか、動けない。
もっと自分の中に。
外からのチカラと同じチカラで、内側から押さないともたない。
ならば、もっと内なる自分に語りかける。自分は自分でしかない。
その自分を信じて、もっと内側に向かう。今できる限界がそれなら、しょうがない。
それを受け入れてしまう。自分が出来るコトは、自分の中にあるモノまで。
自分を脱ぎ捨てた所で、自分以上には成れない。
現実を受け入れる。プレッシャーで揺さぶられるのは、意識が幻想の中にあるから。現実の非力な自分と、さあ、行こう。