りょうど
いらない。
所詮借り物。
領土など要らない。所詮借り物だから。
地球の上に、生物は寄生して生きている。もちろんヒトも、そうだと言える。
ならば、ヒトは所有など出来るハズがない。借り物と考えるのが自然。
領土などという考えは、とても傲慢。謙虚さが無さすぎる。
ヒト同士が勝手に領土や所有権などといって、争ったり、奪い合ったりするなど、バカげている。
借り物として、処理していくべき。
そうすれば、土地に関わる他の所有意識も、弛めざるを得ない。
排他的という考えも、成立しにくくなる。
土地ばかりではなく、他にも借り物は存在する。
それは“知”。先人達が、積み重ねてきてくれた“知”。これも借り物。
借り物なので、自分のチカラではない。あくまで先人のチカラを、借りている。
土地にしろ、知にしろ、謙虚であれば、本来の借りているというカタチに落ち着く。
所有ではないので、好き勝手にも歯止めがかかる。手前勝手も、しにくくなる。
どうも好き勝手やりすぎているし、手前勝手にもなりすぎている。
借り物預かり物という考えを前提にすれば、もう少し大切に扱うようになる。
そして、共有の財産として、分け合えも出来る。本来は、分け合うべき物。所有するべきではないように思う。
この地球上から、領土などは消し去るべき。自分の心から、傲慢を追い出し、謙虚になるべき。