きやすめ
ナショナリズムだけ。
ナショナリズムしか、出来ない。
気休めの、ナショナリズムしかできない。
ロシアや中国が、ナショナリズムの行動に終始している。
国内向けの対策ではあるが、ナショナリズムでは何も解決しない。
それどころか、その動きは緊張を生み、経済を停滞させてしまう。経済のブレーキ。
中国ならばまだ、耐えられる。ただ、ロシアが経済にブレーキをかけてしまえば、死活問題になる。
もともとロシアの経済の停滞は、高圧的で、排他的な体質からくるモノと推測する。
中国は、ある程度の解放的な中で、順調な経済を構築している。
この中国の開放的な部分は、政府から離れた所で、育まれる。
中国政府が行っているのは、相変わらずナショナリズム。
どうやら、ロシアも中国も、まだナショナリズムしか出来ないらしい。
政府が手放している所で、経済は育つが、政府が関わる所はナショナリズムと言える。それが表面化してきている。
日本は、第2次世界大戦終戦まで、ナショナリズムの振る舞いをしていた。
それを終戦後、アメリカと、日本国憲法という守り神が、押さえ込んできた。押さえ込んできただけで、内在はしている。
なので、大っぴらに表面化するコトはない。存在するが、表面化はしない。
問題は、ナショナリズムでないやり方を、日本が作り出せていないコト。アメリカに依存して、自分の能力を磨いていないコト。
今回ロシアから大使を帰国させた。このやり方は、ナショナリズム。その、しょぼいバージョン。
とても貧弱な、ナショナリズムが出てきたモノ。結局日本も、ナショナリズム。
ナショナリズムは、国内向けに、気休めにはなる。ただ何も解決しない。そればかりか、経済にブレーキをかける。
中国も、ロシアも、日本も、結局ナショナリズム。内向きで、過去にとらわれて、将来の展望もない。
ナショナリズムの反対は、有能。ナショナリズムは、先を見えていない無能の現れ。安易であるナショナリズムは、使ってはイケないモノ。