まとはずれ
広がる。
意外に広がっていく。
的外れの方が、視野は広がっている。
集中しなければ、深く掘り下げるコトは出来ない。それは間違いない。
そして集中しなければ、答えに辿り着けない。そう思い込んでいる。
でも、集中して、入り込みすぎるほど、狭い物事しか見えなくなっている。
本当は、一回そこから外れて、周りを見渡してみる必要がある。
その方が、今いる自分の位置、これから何をするべきかも見えて来やすい。
なかなか入り込むほどに、それが出来なくなる。周りが見えなくなって、固執してしまう。
とても的外れなコトを、言うヒトが居たとする。なぜ的外れになるかと言えば、焦点が合っていないから。
その焦点の合っていないヒトは、違う言い方をすれば、もう少し広い世界をみている。
特定のモノに、焦点を合わせるコトはないが、その状況をまんべんなく見ている。
入り込むコトもない代わりに、入り込みすぎるというコトもない。
それは、平凡にだが、広い世界をみている。
場合によるけれど、そちらの方が、答えに辿り着くコトもある。
入り込みすぎていないだけ、広い世界から、答えを見いだせる。
集中しすぎると、物事が見えなくなる。一度外すコトも、答えの近道になる。