うそ
立場を守る。
自分の立場を守る。
ウソは、自分の立場を守る。
ならば、立場のあるヒトは、ウソをつかなくてイイような行動をしなければいけない。
もしくは、沢山ウソをつかなければ、いけなくなる。
現実は、その両方だと思う。
ウソをつかないでイイ行動をしているか、沢山ウソをついて取り繕っている。
とくに、公共の組織でそれは強くあるように思う。
立場を守らないといけない。ご立派でなくてはいけない。
その為に、ウソをつく。何か一つの汚点でも、それを隠す為に沢山ウソをつく。
ウソをつく者が権限を持てば、その次もウソをつく者しか、権限を持てなくなる。
ウソをつけない人間は、権限を持てない。
なぜなら、ウソをつけない人間がその権限を持てば、今までのウソを公にする恐れがあるから。
組織は一度腐ると、容易には正常化しない。
ウソがウソを呼び、組織の中でそれはずっと引き継がれる。
公共の組織では、ご立派であるコトが求められる為、さらにその温床になる。
誰もそんなウソはつきたくない。でも、そういう組織であれば、それを引きついでいくしかない。
組織というのは、壊す気でなければ、正常化しない。
一度でも腐れば、ずっと腐り続ける。
とすると、現状の公共の組織は、どれだけまともで、どれだけ異常なのだろう。
まともな所は、とてもまとも。異常な所は、とても異常。真逆の状態で存在すると、想像する。
どこがどれだけ、おかしいかは分からない。ただ、どこでも起こりうる。いつでも起こりうるコト。
どの組織でも、一度おかしくなれば、そこからずっとおかしくなり続ける。
自浄するには、壊す気でやらなければいけない。
壊してしまえばいい。そして作り直せばいい。何度でも壊して、何度でも作り直せばいい。
それで、ウソを引き継がなくてもよくなる。立場を守らないとイケないモノほど、よく壊しよく直せばいい。
ウソは、立場を守らなくてはいけない所で、よくつかれる。それは現実に起こっているであろう、重大な問題。