かいぞう
寝ている間。
寝ている間に、されている。
寝ている間に、改造されている。
日中、体験した過酷な経験も、寝ている間にそれに耐えうるように、改造される。
カラダは、自分が死んでしまわぬように、耐えられるカラダに改造する。
日中、さほどのコトが無く、何の危機感もなければ、エネルギーの消費を押さえるべく改造していく。
全ては寝ている間に、行われている。
毎日毎日、その生活に合わせて、カラダも改造されていく。その世界で、生きていけるように。
自分では気づかない。でも、少しずつでも、ヒトは改造されている。
良い方向にも、悪い方向にも、寝ている間に改造される。
今の自分のこのカラダは、その改造の証し。今までの生活の、結果と言える。
あまりに耐えられない衝撃では、体を壊してしまうが、その手前ならなんとか対応しようとする。
その重圧に、耐えられるだけの肉体に、改造してくれる。
眠りはとても大切。そして、日中の活動も、とても大切。さらに日々の積み重ね、これが全てを物語る。
日々の結果が、今の自分になっている。
体は良かれと思って、このカタチにしている。全ては自分の責任。全ては自分の生き様。改造され続けて、今の自分はある。そしてこれからの自分も、日々の生活で決まってくる。