すわり
それで強さが決まる。
悪いままで進めるかで、強さが決まる。
据わりが悪いまま進めるかで、強さは決まる。
体制が、いつも十分でいられるとは限らない。不十分なまま、進んでいかないとイケないコトもある。
不十分なままでも進めれば、とても強いと言える。
どうしても不平をこぼし、何かを攻撃し、バランスをとろうとしてしまう。
そんな幼稚な自分と、今まで生きてきた。それは自分の弱さの表れと、反省する。
体制が十分なコトが希で、いろんな不十分を持ちながら、平気な顔で生きていく。
それはある意味、図々しくなければ出来ないコトかもしれない。とすると図々しくてイイ。
図々しくなければいけない。とくに不十分があるヒトは、図々しくなくてはいけない。
不十分にはいろいろある。多額の借金がある、ヒトに嫌われている、体に障碍がある、居場所が無い。
それでも、図々しく平気な顔で生きていく。もちろん、平気を演じていくというコト。
本当は気にしていても、気にしないフリを演じきるというコト。相手に、心配をさせない。
相手に、余計なコトを求めない。それは自分にとっては、とても据わりの悪い状態。仕方ない、そのままいく。
据わりの悪いまま、歩いていく。相手を変えようなどは、おこがましい。その居心地の悪いまま、平気な顔で歩き出す。
据わりが悪くても、進み続けられれば、とても強い。誰の所為にもせず、攻撃せず、相手を変えようともしないで、そのままいければとても強い。
結局負けていた。なので、ヒトの所為にして、バランスをとる。結局逃げていた。不平をこぼして、慰めていた。慰める必要はない、境遇をのゴクリと飲み込むだけで良い。据わりが悪いままいく。据わりが悪くて、いい。そのままで良い。