しょくじ
生きる為。
生きる為にはしなければイケない。
生きる為には、食事をしなければイケない。
生きる為には、食事をしなければイケないが、生きる為だけに食べているワケではない。
沢山ありすぎる選択肢の中から、食べたいモノを選んでいる。
この時点で生きる為だけではないコトが、ハッキリと見える。楽しみとして、食事は存在している。
楽しみなその食事も、素材をそのまま並べてはいない。
そこでは工夫が加えられ、様々な味、様々な食感、様々な彩りが作り出されていく。
とてつもない手間をかけて、楽しみとしての食事は作られていく。
その手間をかけた食事にありつけるコトは、とても贅沢。
生きる為なのか、楽しむ為なのか、その為に手間をかけているのだろうか。
手間をかけない食事も沢山ある。手間をかけなくても出来る。
食事において、この手間とは何だろう。そこまでの手間は、何の為にかけていくのだろう。
おそらく、そこには想いが含まれる。手間は、想いがカタチになったモノと言える。
ただ、食事は想いの含まれるモノと、含まれないモノが存在している。
生きると、喜びが直結している、食事。想いは、そこに向かっている。
生きると、楽しみ。肉体と、心に影響する。食事によって、肉体と精神、両方に作用している。
それで、食事に手間をかける。かけるだけの価値が、食事にはある。
食事は、心と体に影響している。食事による喜びがあれば、精神的にも豊かになれる。生きる為だけの食事もあるが、それ以外のモノも、食事に込めることが出来る。食事にどれだけ、想いがあるか。その想いを、意識してみる。