かせぐ
難しい。
ありきたりだが、とても難しいコト。
稼ぐというのは、ありきたりだが、とても難しいコト。これを探ってみる。
稼ぐという時には、目先にしろ、遠くにしろ、何らかの目標を持っている。稼ぐ必要性を、持っている。
この目標や、必要性がない場合、稼いでいても意味合いは弱くなる。
働くという形態はとっていても、稼ぐという感覚とは、また少し違う気がする。カタチだけを、追う感じになる。
受け取る側がいないのに、ボールを投げ続けるような、間の抜けた行為の連続になる。
現代は稼ぐが、足りないのかもしれない。
必要性や目的があったとして、どうすれば稼げるのか?
稼ぎ口というのは、いくつもあり、その流れにのれば、稼ぐことは可能。ただ、稼ぎ口にありつけなかったとしたら、どうだろう。
必要性も、目的もあるのに、その流れにのれなければ、稼げないのだろうか。
流れに乗れない場合は、自分で流れを作るしかない。ただ、それは非常に難しい。それだけに、そこに本質があるような気がする。
稼ぐとは本来なんだろう。人を介して、お金はやり取りされるモノ。何かをしてもらったり、誰かが作ったモノと交換に渡すのが、お金。
とすると、ヒトの為に何かをしたり、欲しいと思うモノを、作る必要がある。
物や人が溢れる中で、欲しいと思わせなければ、稼ぐコトは出来ない。なるほど、難しいのは、かなりハードルが高いというコト。
丸腰で、一国と戦争をするような、無謀なコトと言える。
現代は、それぞれが分担協力して、より高度なモノを生み出している社会。一人のチカラだけで、立ち向かえるハズはない。
かといって、大きな組織の中にいるから、安心できる世の中でもない。すると、どうすればいいのだろうか。
自分なら、何に対して、喜んでお金を払うか。まずそこから、考える必要がある。
モノが溢れるこの時代に、どんなモノにお金を払うのだろう。しかも、大きな企業ではなく、一人でやっているようなモノに、お金を払うだろうか。
普通ならば払わない。まずはとても怪しいと思い、近づきもしない。とすると、怪しくないコトを証明する必要がある。
怪しさは、わかりにくさにあるので、さらけ出さなければイケない。さらけ出して明示すれば、怪しさは消える。
さらには、一人ではなく、いくつかの工程を経た方が、安心度は増す。一人では怪しいが、個としてのいくつかが認めたり、提携しあったりしていれば、安心できる。
とすると、同じような仲間を集め、提携した方がイイ。提携で安心度を増し、最初は無料で提供する。
あとは内容さえ良ければ、お金を稼ぐコトは、可能と思う。これならば、稼ぐコトは可能と思う。
これは一人で稼ぐコトを前提としたが、大きい企業でも同じように思う。
先行きが分からなくなった現在、稼ぐというのは非常に難しい。その時に何をするべきか。
さらけ出して明示し、提携して信頼度を増し、あとは内容を魅力的にする。自分だったら、喜んでお金を払うというレベルにまで持っていく。それが出来れば、新たに稼ぐコトも可能と思う。稼ぐのは面倒だが、必要性、目的に向かって、やっていくしかない。