みこみ
現在が作る。
今起きているコトが、作る。
今起きているコトが、見込みを作る。
今起きている現象をアテにして、次なる未来を想定する。それが見込み。
経済の世界も、お金の流れが多ければ、お金を得る可能性は大きい。
それを見込んで、借金をするコトが出来る。借金をすれば、世の中のお金の流通量は上がり、さらに借金が出来る。
お金の流通量が多いほど、世の中に多くの借金を含ませるコトが、可能になる。
これが流通量が少なくなると、お金が得づらくなり、返しづらくもなる。
借金をしている場合ではなく、どうにか返したい状況になる。こうして世の中に含まれる借金は、少なくなっていき、流通量も少なくなる。
同じコトをしても、お金の流通が多い時と少ない時とで、まるで結果が違う。
流通量の多い時は、良い結果が出るので、見込みも増えていく。
逆に流通量が少なくなると、なかなか結果が出ない為に、見込んだモノが潰されて消えてしまう。
さて、では見込んで成功させるのが先か、お金の流通量を増やすのが先か、これはどちらだろう。
これに関してはまぎれもなく、まわりを取り巻く環境が先。つまり流通量が多くなるのが先。
とくにモノに溢れて、需要が少なくなっている、日本のような国ではそう言える。
これから、大いに発展しようとする国ではなく、もう発展してしまった国。
いろんな発展が、見込めるほど、需要は多くはない。それだけに、お金の流通量を増やし、お金を得るコトを簡単にするコトが、次の見込みに繋がる。
見込みがなければ、発展していかない。見込みが借金になり、その借金がより強い経済の流れを作り出す。
現在はお金の流通量が少なく、あまり良い結果を見込めない状態になっている。
これでは、未来は作れない。ただ衰退するだけ。
見込みが経済を作る。そして未来も作る。見込みを作るのに、それに適した環境がどうしても必要。その為には流通量を増やす。環境を整えれば、未来は自然と拓かれていく。