こたえつづける
さらに求める。
次を求める。
素晴らしいモノが出来たら、ヒトはさらに次を求めてくる。
次はどんなモノを作ってくれるだろうと、他の人達は期待する。
その期待に応えるコトが出来るか。応え続けるコトが出来るか。
そこで大きく二つに分かれる。応え力をどれだけ持っているかで、分かれていく。
素晴らしいモノ以上のモノを、作らなければいけない。それはとてつもないプレッシャー。
そのプレッシャーに潰されて、何も生み出せなくなるというのは、当然かもしれない。
とすると、生みだし続ける、応え続けられるヒトの方が、異常とも言える。
異常な状態でないと、生み出し続けられない。それは、更なる高みを望んでいく状態。
まだその途中であれば、立ち止まるコトを良しとはしない。
まだ途中、自分はまだ途中、こんな所で終わるわけにはいかない。それは自分の問題。
人の期待に応えるというより、自分の定めたゴールに辿り着く為にやっているという状態が、応え力になるような気がする。
人の期待は大きすぎて、いろんな方向に広がりすぎて、とても応えきれない。
いわゆる自分を見失うというのはこのコトで、自分のゴールを見失っていると言える。
ならば、自分のゴールを新たに定めるしかない。更なるゴールを、更なる高みを、目指すしかない。
自分はまだ途中。ここで止めるわけにはいかないという状態を、作り出す。他人は関係なく、自分の問題にする必要がある。
自分の問題にした方が、100%自分で考え、自分で行動できる。
自分の責任であり、その状態にするコトで、自分の本当の力を発揮できる。
結局モノづくりは、誰かに頼れない。最終的には、自分でやらなければいけない。他人の言うようにしても、うまくいくハズがない。
応えられないのは、ゴールを見失っているから。ゴールを作るしかない。自分の問題に縮小するしかない。それで応え続けられる。更なる高みにゴールを作り続けるコトが、応え力になっていく。