えすかれーしょん

かいけつ

かいけつ

そのやり方でやってみる。

以前、このブログで提案したやり方で、やってみる。

米軍基地問題を、そのやり方でやるとどうなるか、解決する所まで行くかは分からないが、やってみたい。

まずは理想型を作る。

基地問題の理想型としては、地元の人が一切の苦しみから解放される。不利益をこうむるコトが無くなる。

更には、平和を維持。そして、当然他の国から侵略や攻撃を受けない。あと、お金が一円もかからないというのも、付け加えたい。

理想型が一通り出揃ったら、一番ダメな形を作る。

米兵による事件。犯罪が多発する。地元の人が不利益をこうむり、不安とガマンを強いられる。他の国から侵略され、多額のお金を支払う。

理想型とダメな形が出来たら、その間を100段階に区切って、現状がだいたいどのくらいか当たりをつける。

現状は、騒音や米兵による凶悪な事件、日常の素行の悪さなどあり、地元の人間は不利益をこうむっている。さらに思いやり予算などのお金も、異常なほどかかっている。

100を理想型、1をダメとするなら、現状は10ぐらいだろうか。

これを100に近づけるには、どうしたらいいかを考える。さて。

まず、地元の住民が不利益をこうむらないようにするというのは、米軍自体の行動で、いくらでも改善する。

甘やかしてはイケナイし、許してはイケナイ。キッチリと主張するコト。まず米本土並には、出来る。米本土の米軍、その近隣のデータをとり、そのレベルまでは自制させる。

軍があれば、訓練や騒音、それにともなう危険はつきもの。問題は住民の生活圏からの距離。これが近ければ、どうやっても様々な問題は起きる。

この距離の条件をつける。とすると、やはり基地移転というコトになる。

というより、なぜ米軍基地が必要なのかを、追求しなければならない。

米軍が必要なのは、共産圏との戦闘準備の為。米ソ冷戦時代の話。今はそれは終結している。

実は、米軍基地自体の存在理由は、冷戦時代より非常に希薄。少なくとも、冷戦自体と同様のモノは必要ない。

とすると、仕切り直しが欲しい。仕切り直しというコトは、米側と在日米軍のあり方、世界における米軍の役割をもう一度、シッカリと考え直すというコト。

平和でなければイケナイ。攻撃や侵略はどの国も受けたくない。世界においての、米軍、またはそれに頼らない仕組みを考えて行くコトが、解決に近づく。

米軍に頼らないとなると、ヒトの心理、戦争になる条件など、事細かに知る必要がある。自分の中に潜って、それを捕まえる。

結局はヒトのするコト。答えは自分の中にも、眠っている。それを確実に捉えれば、軍隊も要らない世界に出来る。

米軍による不利益も当然無くなり、お金もかからない。おそらく理想型の100に出来る。

米軍の基地問題の解決には、アメリカを知り、世界を知り、自分の中からも見つけ、未来に対しても想いを馳せたい。

ザンネンながら日本政府は、ずっと日本のコトしか見ていない。であるならば、現政府の迷走も頷ける。

アメリカも見ていない、世界も見ていない、未来も見ていない。それでは、答えは出てこない。理想にはほど遠い。

解決する為には、もっと広い世界を、いろんな目線をもって、取り組む必要がある。軍隊に頼っているようでは、良い考えも出てこない。結局、軍隊に依存しているコトこそ、甘すぎて、それがダメな形にしていると言える。

-えすかれーしょん