みるめ
肥えてくる。
知るほどに、肥えてくる。
見る目は、知るほどに肥えてくる。それだけに、難しくなる。
イイ物を知ってしまうと、後戻りなど出来ない。要求は、高くなる一方になる。
それを提供する側は、更なる工夫を求められる。
それを出来る所はイイ。
いや、本来はその工夫をしていかなければイケナイのだが、あまりに貧弱で、対応出来ていない。
しなくてはならないコトが出来なくて、どんどん衰弱していく。
システム的に、未熟なままになっている。客の高い要求に対して、応えるシステムが出来上がっていない。
それでは滅びる一方。
雇用にしても、優れたシステムとは言えない。何が、会社に足りないのか、どんな人材が必要なのか、それも定まっていない。
従来通り。ただただ、今までと同じやり方で、行こうとする。それでうまく行くならいいかもしれない。
実際は、要求は高くなる一方。それなのに、会社を取り巻くシステムは、今まで通り。
これでは、衰弱する一方になる。
更なる工夫が必要。弱小の企業でそれが出来なければ、ある程度公共が手を貸すべき。
そしてどんな人材が必要か示し、はたらく側もそれに応えるように、自分を磨いていく。そんなシステムが欲しい。
求められる要求ばかりが高くなり、ほとんどの企業は従来にしがみついて、システムは貧弱なまま。
働き手も、今ひとつどう自分を高めてイイのか、戸惑うばかり。
欲しいのは、更なる工夫。それが出来る人材、そして企業のシステム。
要求が高くなって、提供する側にとっては、どんどん難しくなっていくのは、しょうがないコト。より多くの知恵で、その難題をこなしたい。そのために、従来を越える、能力を活かせるシステムを、待ち望んでいる。