まわり
よく気にする。
よく気にするし、とても確かめたがる。
周りを気にして、そして確かめる。周りと自分を比べる。
どうしてそうなのか。それは優劣を、付けたいからだと思っていた。
自分が優位に立ちたいから、比べるんだと思っていた。でも、それだと少し説明がつかない事態が、起こってくる。
自分が辛くても、周りにも同じように辛い思いをしているヒトがいれば、耐えるコトが出来る。
どんなにしんどくても、周りがもっとしんどければ、いつもの自分以上の力を発揮してしまう。
コレはよくあるコトだが、優位に立ちたいという理由では、説明にならない。
優位に立ちたいという気持ちもある。それは間違いない。ただ、それだけでは説明がつかない。
周りからの影響で、自分が変わる。いつも以上の力も、発揮してしまう。
相当、周りの影響を受けやすい存在だと言える。影響を受けて、良い意味でも悪い意味でも、揺らいでいく。
確固たる基準を、持ち合わせていないのだと思う。周りが、基準になってくれるのだと、思う。
周りが基準なので、良い方向にも悪い方向にも進む。周りが悪ければ、そのまま悪い方向に進んでいく。
思っていた以上に、みんな影響を受けやすい。というコトは、自分の行動も、かなりヒトに影響を与えている。
素知らぬ顔はしていても、きっと相当影響を与えている。
とくに優位に立てる方の影響は、受けやすい。あとは、多数の影響も強く受ける。
これは優位に立ちたいという欲求と、多数の中にいた方がリスクが少ないという、知恵だとも思う。
より良いモノが、あっという間に世間に広まる。そうなる為には、確かに必要な機能かもしれない。
影響を受けやすい。それは、ヒトの優れた機能。自分もその中の一人。影響を受けたり、与えたり。そうだとすると、悪い影響を与えないように、心がけないとイケないのかもしれない。