そんととく
数値化。
数値化していく。
昨日の続きのようになってしまうが、損と得を数値化していく。
国民にとって得なのか、損なのか、それを数字にして分かりやすくする。
権限あるモノが、自分の得になるように行動すると、どのくらい国民にとって損なのか、数値化する。
自分のプライドの為に、考えを修正できない時も、国民にとってどれだけ損か、数字にしていく。
そうすれば、何をすべきか、してはイケないかが、簡単に分かる。
政策ひとつとっても、得になる要素と、損になる要素が混在している場合がある。
それも明確に分かる。
たとえば公共事業。仕事の無いヒトに、仕事と生活費をもたらすので、国民にとっての得はプラス5くらい。
ただ、それが常態化してしまうと、弱体化する。失業予備軍として、社会の負担になってしまう。
それは国民にとっては損。マイナス10ほど。
単年度ならばプラスかもしれないが、常態化すると明らかにマイナス。
癒着をして、関係者は得をするが、国民はその分負担が増えるので大損をしてしまう。
特定の人間だけが得をする場合は、国民はその分負担を強いられる。当然マイナス。
政治家や官僚、その権限あるモノが、自分たちの得を考えればマイナス。
そして自分たちのプライドを守る為に、考えを修正出来ないのも、マイナス。支持率を下げる。
国民にとってマイナスならば、支持率は下がる。
というコトは、行動を見ただけで、支持率が上がるか下がるか、予想もつく。
これだけ国民にとって損なので、支持率もこれだけ下がる。その予想がつくようになる。
逆に国民の得になるコトを沢山すれば、支持率は上がる。
どのくらいの得を作れば、支持率が何%上がるか、どれだけの損をさせれば、支持率が何%下がるか、予想出来るようになる。
結局政治家は、国民の得になるコトをしなければならない。損になるコトをしてはイケない。
国民にとっての損は、政治家による自分たちの得になる行動と、プライドの為に方向を修正出来ないという、たった二つに絞られる。
これをチェックして、改めさせれば、政治はグンと良くなる。
あとは、国民にとって得になるコトを、どれだけ作り出せるか。その能力にかかっている。
行動の段階で、支持率が上がるか下がるか分かれば、政治家はまともになるしかない。
まともにする為に、国民にとっての損と得。それを数値化して、見守る。それで国民の得だけを、考え続けるようになれるハズ。