しきりなおし
そのまま。
そのまま進んでしまっている。
いつ仕切り直しをするかと、見ていたが、どうやらそのまま進んでしまっている。
政権を取った、民主党の話。
政権を取る前に思っていた状況と、実際が同じならば、仕切り直す必要など無い。
ただ、どうもいろんな面で、違いが出てきている。それに気づいた時点から、もうそれなりに時間もたっている。
仕切り直しをする時は、もうかなり前から来ている。
安易に仕切り直すのでは、意味がない。それにそれでは恥ずかしい。
それなりに策略を練って、仕切り直さなければ、マイナスになる。
とはいえ、ウソを言っては信用を失うし、何より国民の為にという、最大の理由を忘れても、信頼を失ってしまう。
あくまで国民の為に、正直に、仕切り直しをしていく。
それはどうするべきか。
国民の為なので、どうするのが国民にとって得かを、定める必要がある。
それが出来たら、今までの流れよりも、こちらの方が得だというコトを説明する。
そして、考えを改めたという事実を、転換するという事実を、正直に話す。
いつも国民にとって、得な方に舵を取る。国民にとっての得は、ずっと目を離さず見続けて、見失ってはいけない。
自分の得や、自分のプライド、そんな小さいモノに意識を奪われてはいけない。
集中すべきは、国民の得。それ自体も、刻一刻と変化する。見失わないように、いつでも探り続ける。
政権を取っていないモノが、政権を取った。分からなかったコトが、分かるようになった。
その段階で、仕切り直して良い。仕切り直さなければいけない。
重要なのは、自分のメンツや自分の得ではない。国民にとっての得。そのひとつで良い。
国民の得からズレて、自分のメンツに走った時、自分の得に走った時、信頼を失い、支持を失う。今こそ立ち止まって、仕切り直して欲しいと思う。