うそ
つくのか。
それとも、つかされるのか。
ウソは自分を守るモノ。
そして、今までの流れを、守る為のモノ。同じ流れのままならば、とても穏やか。
大半は、悪いコトや問題を起こしたあとの、自分を守る為のウソ。
ただ、中には、何も悪いコトをしていないでの、ウソもある。
相手の要求や、世の中の要求、これに応えるだけの持ち合わせがなかった時の、背伸びのウソ。
ヒトはヒトに、知らず知らずのうちに、いろんな要求をしている。
それに応えられればいいが、応えられない場合、ウソをつかせてしまう。
ウソをつかなければどうだろう。相手をガッカリさせてしまうし、最悪切り捨てられる。
人は意外に冷たい。結構簡単に切り捨てる。許しも許容も、あまりない。
それでウソがうまれる。悪いコトをしていないで、出てくるウソはそれ。
大半はウソをつく方が悪いが、もしかしたらつかざるを得ない状況に、追い込んでいるのかもしれない。
世の中が、ヒトが、そうさせているのかもしれない。
ウソはその場しのぎのモノ。ついた方はすぐに忘れるが、信じた方は、裏切られたコトになる。
裏切られた方は、怖くなり全てがウソに思えるようになる。
ウソをつく時には、相手がそうなってしまうコトも、頭に入れていた方がイイ。
ウソをつく方も、つかせる方もヒト。全てが、ヒトのする行い。
つかれる方も、つく方も、傷つくのが怖いはずの、ヒト。ウソをつかなくても済むように、相手を裏切らなくてもいいように、そういう世の中と、自分をつくっていきたい。