ひと
集まるほどに、価値は上がる。
人が集まっていると、ナニか楽しそうに思える。
人が集まっているだけなのに。それだけで、何で楽しげに映るのだろう。
逆にヒトがダレもいないと、寂しげに映る。
支持するヒトが多いのと、少ないのでは、確かに物事の価値はまるで変わる。
そういうコトなのだろうか。
感じるのは熱量の違い。支持するヒトが多い方が、圧倒的なエネルギーを持っている。
とするとヒトは、そこに居るだけでエネルギーを持っているというコトになるのだろうか。
確かに、とても気づきにくいが、居るだけでエネルギーを持っているコトは否定出来ない。
それで人が集まると、とても楽しそうで、エネルギーに満ちているように感じる。
行列というのも、その商品の方にエネルギーが向かっている。それを見て、ナニかとても良い商品のように、思えてくるのだと思う。
ヒトは知らず知らずのうちに、ヒトのエネルギーを感じている。意識は出来ないけれど、確かに感じていると思う。
それで、人が集まるだけで価値があると、楽しそうだと思えてくる。
自分もエネルギーを持っている。それが一人増え、二人増えていく内に、更にエネルギーが増大していく。
ただの人なんて思っていたけれど、そうではなかった。ただのヒトなんていない。それぞれエネルギーを持っている、貴重な存在。