ゆうざあ
知っている。
その商品のコトを、よく知っている。
ユーザーが、一番その商品のコトを知っている。その可能性についても、わかっている。
ならば、使い手と作り手の両方の考えが欲しい。
新しいモノを造るプロデューサーには、使い手作り手の両方の考えを、求めたい。
現在足りないのは、沢山のプロデューサー。あらゆる所でプロデューサーが足りない。
質の良いプロデューサーは、何よりその商品を愛している必要がある。
その商品を、とても大切にしているコトが、何より欲しい条件と言える。
使い手としてその商品の可能性を知り、作り手としてもその商品を愛している。それが理想型。
良い作り手ほど、プライドを持ち、譲れないモノを持つ。それで構わないが、閉じてはイケない。
開くコト。出来るコトならば、主体性を抜くコトが、求められる。
うまく行くのならばいいが、今はなかなかうまく行かない状況。方向を変える必要に迫られている。
この時、主体性が邪魔をして、なかなか変化をし辛くさせてしまう。
ユーザーをプロデューサーにする為には、主体性を捨てて、新たな方向に進むコトが、求められる。
的確なネットワークの構築。より魅力的なモノを造り出す為に。
ユーザーと、メーカーが繋がる必要がある。しかも、ユーザーにプロデュースの権限を渡してしまう。
メーカーとして、不本意なのは当然。ただ、ユーザー側のリアルで、自由な発想が実は今一番求められているモノ。
保障など無い。そんなモノはなくて当然。今までヒットしたモノでも、保障なんか無かった。
メーカーとしてのこだわり、ユーザーとしてのこだわり、そのぶつかり合いの中で、おやっと思う商品が生まれる。
その”おやっ”こそ、今一番求められる魅力的で、みんなが欲しくなる商品になる。