じぽじ
自分の元のポジションは、どこだろう。
最初のポジション。それはどれだけ高いか、低いか。
地のポジションが、どれだけ低いと考えられるか。そしてそこから今のポジションに至るコトを、どれだけ感謝できるか。
地ポジを低く、そして感謝する。それが出来るヒトには、かなわないと感じる。
地のポジションを、ゼロ、もしくはマイナスと置く。そして現状の自分のポジションにいられるのは、他者のおかげと考え、感謝する。
それはなかなか出来ないコト。それだけに、とてもかなわない。
みんな地ポジは驚くほど高く置いてしまう。そしてそれは自分の実力と考えてしまう。
なので、他人に感謝するなど、発想すらしない。それでそれが出来るヒトの言動には、底知れぬ深さと、動じぬ強さを感じる。
もともと地ポジが低いので、何を言われてもそれを当然のコトとして、処理できる。
地ポジが高いヒトは、ショックを受けて傷つき、身を守る為に攻撃的になったり、打ちのめされて沈んでしまう。
地ポジが低いヒトは、どんなコトでも元々が低いので、受け入れられるし、それは動じないコトに繋がる。
自分のポジションを、もともと低く置いていた方が、どんなコトがあっても強い。動じぬ強さを持つコトができる。
ヒトは強いヒトには惹かれる。動じて攻撃的になったり、萎縮してしまうヒトは、その強さにとても魅力を感じる。
ヒトが高いポジションを求めるのは、自然な行動。いわばヒトの仕様。
そしてすべて自分の手柄にしたいのも、ヒトの仕様。この仕様を知った上で、それに逆らっていく。
逆らって、自分を制したモノだけが、本当に動じぬ強さを身につけられる。
今のこの自分は、現在のこの社会は、遙かマイナスの地ポジからすれば、相当恵まれている。
それは、自分のチカラではなく、すべて他人のおかげによるモノ。すべてに感謝する。それで強くなれる。
出来るだけ、子供のうちから。地ポジを低くしたい。社会の普通というのも、ゼロを行き過ぎマイナスの位置に置きたい。
それで強くなれる。さらに現状の、生きられる環境を他のヒトのおかげとすれば、一つ一つがとてもありがたくなる。
ありがたいモノに囲まれていることに気づき、幸せになれる。高いポジションに置くコトはない。地ポジは低く。
高いポジションを、目指すのはかまわない。ただ、それで良い結果が得られたのなら、それは他人のおかげ。それで、幸せな気持ちにもなるし、動じぬ強さも身につけられる。
なかなか出来るコトではないが、少しずつ実践していきたい。