えすかれーしょん

センサー

センサー

気になって仕方がない。

知るほどに、気になって仕方がなくなる。

モノゴトを知るほどに、臆病なほどセンサーが働く。

どのように動くか、それを掴む為のセンサーは張り巡らされる。

ヒトの行動は、まるで読めない。それだけに、精度の高いセンサーが必要になる。

分かっているヒトほど、臆病になり、張り巡らせる。

集められる破片が多いほど、正確であるほどに、誤りの少ない答えが出せるようになる。

臆病でなくてはイケない。いつも気にしていなくてはイケない。そうでないと、より確実なモノは出せっこない。

知るほどに臆病になる。それは当然。捉えるコトが出来なければ、失敗すると知っているから。

巧妙な振る舞いは、失敗をより知っている証拠。臆病さは、失敗を踏まえての、強力なセンサー。

良いセンサーを持っていれば、対応が出来る。臆病さは、対応できる能力のあらわれ。

-えすかれーしょん