センサー
気になって仕方がない。
知るほどに、気になって仕方がなくなる。
モノゴトを知るほどに、臆病なほどセンサーが働く。
どのように動くか、それを掴む為のセンサーは張り巡らされる。
ヒトの行動は、まるで読めない。それだけに、精度の高いセンサーが必要になる。
分かっているヒトほど、臆病になり、張り巡らせる。
集められる破片が多いほど、正確であるほどに、誤りの少ない答えが出せるようになる。
臆病でなくてはイケない。いつも気にしていなくてはイケない。そうでないと、より確実なモノは出せっこない。
知るほどに臆病になる。それは当然。捉えるコトが出来なければ、失敗すると知っているから。
巧妙な振る舞いは、失敗をより知っている証拠。臆病さは、失敗を踏まえての、強力なセンサー。
良いセンサーを持っていれば、対応が出来る。臆病さは、対応できる能力のあらわれ。