えすかれーしょん

はかい

はかい

破壊というのは、楽しい。

破壊によって、ヒトはいろんなモノを得ている。

破壊できるというのは、チカラを表し、そのチカラを持っているという自負になる。

人の脳は、意外に一つのコトで凝り固まる。この流れを変えてくれるのも破壊。

流れとは違う、意外な方向に導いてくれる。それによって、脳はリフレッシュされたり、新たな可能性に出逢うコトが出来る。

飽きてしまう脳に、新たな可能性を与えるのも破壊。

といっても、やはり破壊は迷惑。破壊自体は、タダの憂さ晴らしが多い。

結局自分のコトしか考えていないニンゲンの、迷惑な行為。

傷つけられた自尊心を、ダレかを対象に、破壊していくコトで、癒そうとする。

だいたい自己保身からくる、行為といえる。

国同士でも、現実社会でも、ネットの社会でも、この自己保身からくる、破壊し合いはよくある。

それぞれに傷つけ合って、迷惑をかけている。ほとんどの場合において、良い結果を生まない破壊行為。

いや、自己保身が混ざってもかまわない。ただ、もう一つ要素を混ぜる必要がある。

その混ぜる要素は、仲間意識。この仲間の要素が入れば、保身による破壊も、行き過ず楽しむ程度で抑えられる。

その楽しみは、なあなあを排除し、そのニンゲンのダメな所イイ所を、浮き彫りにする。

差別すら、仲間要素を混ぜるコトで、個性に変わり、真逆の尊重にもなりうる。

ひとつの理想にハメるのではなく、それぞれの違いをバカにしたり尊重したりしながら、仲間として生きていく。

やり過ぎてはイケないが、お行儀が良すぎてもウソになる。

自己保身は、ダレもが持つ。破壊衝動も、ダレもが持つ。隠す必要はない。ただ、混ぜるべき。

マヌケで手前勝手な行為に、仲間の要素を。みんなそれぞれ違う。それで良い。ダメで良い。

そんなおかしくて、すげえ仲間と、一緒に生きていく。仲間の要素を混ぜていく。それで劇的に変わる。

-えすかれーしょん