あらわれる
危機感に洗われていないと、どうも動かない。
ホントウにどうしようもない。あまりにも動かない。
アタマも、カラダも、まるで動かない。
そのくせ、感覚はいつも同じに振る舞う。まるで違うのに、なぜか、同じだと思わせる。
出てくるモノが、まるで違う。危機感がある時は、あんなに素晴らしいモノが出てくるのに。
愕然とするほど、違いすぎる。それでも、感覚は同じ。ホントウに腹立たしい。
ヒトは30%しか、能力を使っていないと言うが、そういうコトか。
危機感がある時は、眠っている70%が動き出しているというコトなのだろうか。
自分へのダメ出しも、自分への問いかけも、危機感がある時は、非常に多く、そして厳しい。
危機感がある時は、心も体も活性化して、よく働いているのを感じる。
逆に満たされている時には、とても酷すぎる。まるで動かない。とても質の低いモノを、平気でだす。
こんなハズじゃないなんて、それはその通り。こんなハズじゃない。
危機感に洗われていれば、とても研ぎ澄まされる。危機感がないと、とても鈍る。
厄介なのは、感覚的には同じというコト。客観的に、気づきたい。
とてもイヤだが、怠惰に負ける。ラクな方の誘惑に、いつの間にか堕ちていく。
そして気づくと、とても質の低いモノばかり、生み出している。
質の低いモノを身近において、ラクの誘惑を断ち切りたい。気づかぬうちに、その誘惑はそこに居る。
怠惰の先にあるのは、望まぬ自分。どこまででも堕ちていく。早く気づきたい。堕ちていく前に。
もっと危機感を。望む自分になる為に。いつでも激しい危機感に洗われていたい。そう思う。