なんどでも
ヒトはとても忘れる。
さらにとても見落とす。
とても大切なコトでも、やり方を間違えれば、受け継がれない。
何度でも何度でも、ゼロから階段を上らせないと、受け継がれない。
世の中もヒトも、積み上げによって、進化してきたように思う。
それでも実質は4000年前と、それほど変わりはない。やはり事あるゴトに、実際に階段を上らないと、受け継がれない。
一足飛びにも上がれるが、間違いなく見落としをしている。それが、とても見落とす原因。
それぞれの専門的なモノ。ヒトの上下、支配。害となる行い。自分との戦い。サポート。生活術。距離感など、さまざまな階段がある。
これらを、一段ずつ上っていく。みんなそれぞれに違う階段を上り、身につけていく。
それでもすぐ忘れる。それは仕方がない。また、何度でも登るまで。
最初はとてもダメな所から。そこを飛ばすわけにはいかない。ヒトはとてもダメな存在。
あらゆるダメな所を、正直に具現化し、そこから始める。とてもごまかしたがる。それもダメな所。
正直にさらけ出し、そこをスタートとする。たくさんの階段のスタートがある。そこはすべてダメな所。未熟な所になる。
そこを飛ばしてはイケない。まずはそのスタートを、固めるコト。
ダメな所がなければ、ヒトではない。そこまで断言してもイイ。ごまかさず、ダメな所をスタートとして、一段一段上ればいい。
上り詰めてもまたすぐに、転げ落ちる。それも良い。また何度でも上がるのみ。なんどでもなんどでも。