ひゃくぱあせんと
失業者が100%という状況から、考えてみる。
失業者が100%だとしたら、その社会はどんなモノだろう。
ダレも職に就けないのと同時に、ダレもモノを買わない社会といえる。
ヒトはモノを食べないと生きていけないので、食べ物は必ず買う。なので、モノを買わない社会というのはあり得ない。
生きていく上で必要なモノを、買わない社会は考えられない。
とすると、失業者が100%というコトはあり得ないと言える。
では、生きていく上で絶対必要でないモノは、買わないのだろうか。これは買わない可能性がある。
では、それに携わるヒトは、失業してもおかしくない。
生きていく上で必要ないモノは、買いたいという気持ちを起こさせなければ、買ってもらえない。
おカネがあっても、買うコトはない。買いたいという気持ちは、魅せられて出てくるモノ。
ただ、現代は難しい。情報が沢山ある。消費者の目が肥えている。どれが一番か、世界レベルで分かってしまう。
一番ないし二番目くらいが生き残り、あとは生き残れない。失業してしまう。
情報があるというコトは、ハードルを上げてしまうコト。現在はとても難しい。
一番好ましい状態は、お金を持っていて、モノが無くて、モノを選ぶ情報もない状態。
そうすれば、あらゆるモノが消費の対象になり、雇用もおのずと増えていく。ただ、日本を見れば、もうモノがあり、情報もある。かなり状況としては悪いといえる。
その悪い状況の中で、物を売るには、それだけの魅力や演出が必要になる。
ヒトには、それを作り出す技量を求めたい。それがあれば、失業しなくても済む。
ただ、モンダイは従来のシガラミ。どんなに魅力的なモノを作り、演出する能力があっても、その場が与えられなければ、ナニも出来ない。
シガラミは、状況を悪化させる。いかにシガラミを、断ち切るか。
そして、魅力あるモノを作るチカラ、演出説明するチカラを身につけるか。それが失業者を減らす道になる。
現在は、凝り固まってしまって、いまいちポイントがズレてしまっている。
何を作り出すかは自由。どれで買いたいと思わせるかは自由。もっとたくさんの選択肢があった方がイイ。
このままでは、酷く落ち込んでいくばかり。歯止めとして、もっと新たな魅力的なモノを。そして従来のモノでも演出により、魅力的に。それがこれからは重要になる。そう思う。