かく
立場や位は、さまざまなのが、ヒトの世の中。
王様や独裁者は、自由に振る舞う。
実はみんな、表には出さないだけの、王様や独裁者。それを自由に出せる者だけ、そう振る舞う。
王様や独裁者をトップとして、実にさまざまに格が作られる。それで上下、更にはどれだけ勝手に振る舞えるかが決まってくる。
ただ、人格だけは立場や位とはカンケイがない。
どんなに貧しい者でも、人格が素晴らしいヒトはいる。もちろん、ダメなニンゲンも存在する。
位が上のニンゲンにも、人格的に優れたヒトもいるし、そうでないヒトもいる。
貧富や、境遇はまるでカンケイがない。人格というモノだけは、立場や位とはまるでカンケイのない所の、人の評価。
これはたくさんの学びや、苦難の乗り越え、感謝によってのみ高められる。環境は関係ない。
とすると、それを高める為にヒトは、窮屈な中で生きているのかもしれない。
さまざまに苦労し、それを共感し、乗り越える術を教わり、今度は自分が同じ過ちを犯し、反省し悔いる。
そして自分の乗り越えるべきハードルを、一つ一つ越えていく。そうして、人格は高められていく。
人格を高めるコトは、全てのヒトに密かに課せられたテーマ。そのために日々の生活があるように思う。
人格という格を、どれだけ高められるか。日々の生活に隠れて、それを求められている。それは誰しも。もちろん私も、そしてアナタも。