えすかれーしょん

ふじゅん

ふじゅん

後手後手に回って、よりややこしくなっている。

八ツ場ダム建設中止で、あまりにも動くのが遅すぎた。

もっとはやく、動く必要があった。先手を取った方が、よりやりやすかったハズ。

ただ、ポイントを守れば、これからでも遅くはない。いくらでもやりようはある。

重要なのは、キーワード。ダムが中止になって、守られるモノ。そして住民が大切にしているモノ。そのキーワード。

それこそ、”先祖代々の土地”。この”先祖代々の土地”は、ダム中止によって戻ってくる。

汚されたとはいえ、先祖が守ってきた土地。他に代えるコトは、出来ない。

それならば、住民の中でないがしろに出来るモノはいない。この”先祖代々の土地”という言葉が出れば、徐々に良い方向に進む。

手順としては、正確な場所に神社、もしくは神社があったコトの印を、シッカリと戻す。

さらにお墓も同様に。そして出来れば住居も。少なくとも跡地としての印を立てる。

これで少なくとも、”先祖代々の土地”に対しての、礼を守れる。そこから進めていけば、ダムは中止の方向でいける。

ただ、重要なことがひとつある。それは、ダムの建設には、推進派と反対派がいるというコト。

住民みんなが反対していたように報道されるが、実は中には推進派がいる。

推進派にとって見れば、57年かけてやっとダム工事が着工したのに、横ヤリを入れられたコトになる。それは腹立たしいと思う。

”先祖代々の土地”を売って、反対派を追い出し、せっかく手に入れたダム工事。

中止とあっては、今までは何だったという話になる。

八ツ場ダムに関しては、みんな反対派のような顔をしている。でも本当は、推進派が隠れている。

そう考えると、喋っている内容も、にわかには信じがたい。とてもいかがわしい。

それでもいい。”先祖代々の土地”というキーワードを使えば、推進派も何も言えなくなる。

推進派は、大切にするべき”先祖代々の土地”を、ないがしろにしてきた存在。ないがしろにして、代わりのナニかを、手に入したのだと思う。

ならば、”先祖代々の土地”という直球を投げれば、何も言えなくなる。それだけ後ろ暗いコトをしてきた。先祖に顔向けできるハズがない。

いや、推進派でも、反対派でもどちらでもかまわない。”先祖代々の土地”というキーワードで、まともになる。

逆にそのキーワードがないと、長引いて、あまりよくない結果になる。まあ、どちらになるかはこれからを見るしかない。なんとか、まともに動いて欲しい、そう願う。

-えすかれーしょん