やさしい
とてもやさしく感じる、ヒトがいる。
そのやさしさは、ホンモノだろうか。
やさしく感じるのは、どういう状況だろう。
自分の言動に対して、そのまま受け入れてくれる。
受け入れてくれた時、やさしいと感じる。
自分の言動に、少しでもぶつかる要素があると、やさしいとは感じづらい。
あくまで受け入れて欲しい。いや、受け入れてくれなくても、邪魔をしなければやさしいとも感じる。
結局自分のご都合で、やさしいと感じている。
やさしいは、自分の独りよがりのモノ。
実際にやさしいかは、非常にあやしい。
自分で作り上げている。
他人なんて、勝手に自分で作り上げている。その時の自分にとって、都合が良いか悪いかで、やさしいとかイヤだとか、勝手に作っている。
それで勝手にダマされたとか、裏切られたとか、嘆いたりする。
やさしいなんて、ほとんどは表面的な判断。
ホンモノのやさしさなんか、ほんのわずか。ただ、ゼロではない。
中にはホンモノのやさしさもある。でも、それは心地良いモノとは限らない。
いや、ホンモノのやさしさは、心地良いモノの方が少ないのかもしれない。
気づくコトが出来ないモノの方が、多いのがホンモノのやさしさかもと、そう思う。
やさしいかどうかは、ほんの表面的なご都合。ホンモノは、気づかないうちに通り過ぎているのかもしれない。