みつど
密度が高ければ、高度になる。
密度の高いモノを、自分の手で造ろうとすれば、的確に積み上げなければならない。
作り始めから、作業終了までの工程の数で、密度が決まってくる。
工程の数が10なのか、1万かでは、まるで密度が違う。
密度が違うと、その作る対象の規模、自由度も変わってくる。
とても巨大なモノ、創造性があるモノを作るのに、あまり密度を高くすると、つまらなくありきたりになってしまう。
逆に緻密なモノ、現実的なモノを作る時、あまり粗く作ると、デタラメで表現し切れていないモノになる可能性がある。
上手くデキる出来ないは、的確性ではなく、密度かもしれない。
作ろうとするモノに合わせて、必要な密度は変わってくる。
うまくいかない時は、密度を変えてみると良いかもしれない。
自分が思うより、工程を増やしてみたり、減らしてみたりして、密度を調整する。
それだけでも、意外にデキが変わってくるかもしれない。
工程を増やす時は、同時に要素も増やす必要がある。材料を集めていく必要がある。
工程を減らす時は、取捨選択して、割り切る必要がある。
これで、密度が調整できれば、想うモノに近づくハズ。
うまくいくいかないは、密度なのかもしれない。
工程を10倍にしたり、10分の1にしたり、密度を変えてみるのも面白いかもしれない。やれるかどうかは別として、やりきればデキは必ず違ってくるハズ。